2016年11月25日金曜日

三菱食品人事部長による就活特別講座

2016.11.24

例年、本藤ゼミで特別講座をお願いしている三菱食品の人事部長高橋毅紀氏による3年対象の就活講座が行われました。


これまでは、レクチャー1回、模擬面接1回の計2回でしたが、高橋さんからの提案で、今年度からは3回コースになります。三菱食品は、食品業界の専門商社として国内で圧倒的第一位に君臨する大企業です。その現役人事部長のレクチャーなので、ゼミ生も真剣でした。


第一回目の今回は、就職活動に対する理解を深めること、自己分析・自己理解へのアプローチをメイン・コンテンツとしていました。レクチャーは、ゼミ生とコミュニケーションをとりながら進められたので、ゼミ生も頭をフル回転させて参加できました。


本藤ゼミを知り尽くしている高橋さんは、悪い事例として紹介する自己PRも、本藤ゼミ生が陥りがちな象徴的なミスを示して、その問題点などを説明してくれました(長くお願いしていると深みのある指導になると再認識しました)。


これまた例年のことですが、高橋さんの就活講座の後は、3年ゼミコンパです。
ここでは、誰にも聞けない不安、いまさら聞けない疑問などが、微塵の遠慮もなくゼミ生から高橋さんに投げられていました。
例えば・・・
ネクタイの色、スーツの色、パンツスーツの是非、ヒールの高さ、メイクについてなどなど、何となく判然としない不安や疑問は、ざっくばらんな飲み会の機会を活かさないとね。


いよいよ現3年生も就職活動のキックオフです。
せっかく学内屈指の忙しい本藤ゼミで頑張ってきたんだから、まずは就職で成果を手にしような。
もちろん本藤ゼミ生が目指すゴールは、もっと先。就活くらいで足踏みしていられないよ。
冬のインターンシップから本格スタートです。

文責:本藤貴康


2016年11月22日火曜日

キャリア講座 ~世界的企業のエリートキャリアからITベンチャー起業~

2016.11.21

今年度のキャリア講座は、『ID-POSマーケティング』(英治出版)の共著者でもあり、本藤が取締役をしている会社の副社長でもあり、ITベンチャー企業JBtoBの代表取締役社長でもある奥島晶子氏を招聘しました。


簡単に奥島社長のプロフィールを紹介します。
東京大学文学部卒業後、日本IBM、EDSジャパンを経て、日本DEC(現HP)データウェアハウス企画部長、ブリオ・テクノロジー・ジャパン代表取締役社長の後、JBtoBを立ち上げ代表取締役として、データ分析に基づく各種コンサルテーションを幅広く手掛けています。


以前は、Typeキャリア大賞を受賞するなど華々しいキャリアなのですが、このキャリアを築くために努力して達成したことも努力を重ねた結果挫折したことも多く、ビジネスで成功するために何を意識すべきなのか学ぶべきことが多いキャリア講座でした。

本藤が、奥島社長と面識を得たのは、当時シンクタンクでドラッグチャネル戦略研究会を主宰していた時代だったので、かれこれ10年くらい前だったかもしれません。その時は、大きな挫折をいくつも乗り越えた後だったようなのですが、不思議な縁を感じます。

ビジネス・キャリアは入社直後のスタートダッシュで決まる。
これは今回のキャリア講座で、奥島社長が何度もゼミ生に訴えたことです。
4年生は、もはや社会人としてデビューするのは、あと半年もありません。
有名な企業への就職が決まったら安泰か・・・?
決してそんなことはないことを学んだようです。


本藤ゼミが掲げる「就職はゴールじゃない!デキる人間になる!」にフィットしたキャリア講座でした。卒業してから、20年後に「あの時のあのキャリア講座があったから、今がある」とゼミ卒業生に思ってもらえたら嬉しいななんて考えてしまいました。

文責:本藤貴康


2016年11月20日日曜日

本藤ゼミOB会 in 新宿

2016.11.19

だいたい秋のプロジェクトが終わったあたりで、本藤ゼミでは例年OB会を開催しています。
たいてい社会人が集まりやすい新宿で行われることが多いですね。
今年も、多くのOBが集まってくれました。



今年は、最初から本藤ゼミOBの「事情聴取」を敢行して「現状把握」に努めました。
予想以上に順調な人も予想外に順調な人もいれば、予想外な状況に陥っている人もいたり、色々な人生を頑張っている卒業生の話を聞けました(なかには、ちょっと前に飲みに行ったりしている人もいるんだけど・・・(^_^;))。



僕は、卒業生には「卒業したらもはや友達だよ」と伝えています。
そのネットワークは、僕も含めて、ゼミ生の上下左右の世代を超えて築かれていきます。
今回のOB会では、卒業生の企業間での取引が増え始めていて、そこここでビジネス・パートナーの萌芽が予感させられました。
あれだけ必死にゼミのプロジェクトで一緒に励んだ大学時代は、世代を超えて共有できる。
それが本藤ゼミOB会を通じて、新しい形になっていけるって素晴らしいね(^O^)/



文責:本藤貴康

2016年11月15日火曜日

ロート製薬「肌ラボ」本番!

2016.11.14

ロート製薬コラボ企画「肌ラボ」本番を迎えました。
毎度毎度のことながら、中間プレゼンから七転び八起き的な変転を重ねて、各チーム帳尻を合わせてきた感じですが、本番前最後のラップアップ集中ウィークは、午前中から大学から締め出されるまで励んできた成果を伝える重要な機会です。

プレゼンターは、ここまでチーム一丸となって頑張ってきたブランディング・プランを、分かり易く伝える最も重要な任務を背負って、マイクの前に立ちます。だから、無難にプレゼンを終えようとしたチームと最後の最後に訴えるパッションを持って臨んだかどうかも、その企画が採用されるかどうかを分けます。

青木賀哉斗チームは極潤シリーズに焦点をあてた
川口玄チームは、極潤プレミアムに注目
少なくとも原稿を読み進めているだけでは伝わらないんだよね。それまでの七転び八起きして右往左往して五里霧中に陥っても暗中模索してきた数えきれないほどの議論が頭の中にあってプレゼンしていれば、伝えたいことは強く表現できるはず・・・

矢内彩加チームは白潤シリーズと競合ナチュリエを分析
今里華奈子チームは極水とナチュリエ
来年度の大学案内の取材が入って、いつもと違う雰囲気・・・
直前で焦りながらも最後の最後まで打合せ?
今回のプレゼンでは、ロート製薬様のマーケティングやブランディングに役に立つコンテンツになるように、本藤も遠慮しないで突っ込みを入れてみました(笑)
いつもはディフェンスのサポートをしていたのですが、ゼミ生の経験値を引き上げるためにも、問題点は問題点として認識を促すコメントをしたので、ゼミ生は、本番のプレゼンが終わったから忘れさるのではなく、少しでも更にブラッシュアップできる分析方法や戦略視点を学んで欲しいと思っています。

採点評価中に、ロート製薬様からアイスキャンデーの差し入れ(^O^)/
高級そう・・・
その間にロート製薬審査員は本気の議論で、優勝チームを選定
最終的に、チームかなこの「肌荒れvs〇〇~それは何者~」が、各項目を通して評価が高く優勝しました。このチームだけ、直前期に最も多く質問と確認を繰り返してきて、しばしばLINEでも細かな質問をしてきたんだよね。直前の土曜日も呼び出されたのは、このチームだけだったんだけど、どうやら当日の明け方まで、プレゼンターの今里華奈子(経営学部3年)はプレゼンに向けて励んでいたようです。それが優勝確定直後の涙につながったのかもしれないね。
頑張らなくちゃ手にできないことは多いね。それは、自分ができることをすべてやり切ったと言えるところまでやらないとね。でも、きっとそういう人は、すべてやり切ったと考えないんだと思ったりもする。だから、成長につながるんだよね。

大会議室で集合写真
再来週からハウスウエルネスフーズがスタートする。
また、誰か自己変革(My Revolution)を起こして欲しい。



文責:本藤貴康