2017.11.13
いよいよホーユー様とのコラボ・プロジェクトのプレゼン本番を迎えました。
いつものことながら直前の1週間はバタつきましたが、何とか本番を迎えることができました。プレゼンは、ホーユー東京支社にある大会議室で開催されました。
ホーユー様から本藤ゼミのプレゼンに参加して頂いた方は総勢15名という多さでした。コンシューマー事業本部副本部長・首都圏統括東京支店長の山角様、コンシューマー事業本部営業統括室長の畑中様といった普段お目にかかることも難しい方々もご出席頂きました。
キックオフでも中間プレゼンでも大学にお越し頂いていた奥西様の進行で17時半にスタートしました。
ホーユーの東京支社は板橋駅にあって、17時10分の駅前集合でしたが、世の中のビジネスマンも家路に就く人が増え始めるタイミングでした。そんな時間帯であるにも関わらず、ホーユー様の多くの社員の方に御臨席頂き感謝するしかありません。
最初のプレゼンは「ビューティラボ販促提案」で、プレゼンターは急きょリリーフした田中文香(経営3年)でした。メンバーは、宮澤萌木(経営2年)、星野夏美(経営2年)、阿部勝平(経営4年)、平野仁美(経営4年)、佐藤大輝(経営3年)。ターゲットは染める周期を分析して設定して、プロモーションではInstagram、Locariなどを利用した提案でした。当日の朝にプレゼンターになった文香だったけど頑張った!
次は「ミルキーはママの味」。プレゼンターは荒井美愛(経営3年)。メンバーは、小野駿太(経営3年)、ブロンモー・ショウゴト(経営3年)、矢内彩加(経営4年)、田代聖奈(経営2年)、佐藤大和(経営2年)。乳液タイプの染毛剤に焦点をあてて、30代前半のママをターゲットにしていました。このプレゼンにかける美愛のモチベーションは最初から高くて、メンバーに伝染したね。
休憩時間をはさんで「黒髪市場の市販品率向上」。プレゼンターは寺本由珠(経営3年)。メンバーは、荒井健太郎(経営3年)、岡庭将也(経営4年)、今里華奈子(経営4年)、渡辺奈菜(経営2年)、長田洋紀(経営2年)。ヘアカラーのトレンドに着目して、店内レイアウトから定番ゾーニングへと挑戦的な提案でした。
最後が「染め方改革」。プレゼンターは梅田果歩(経営3年)。メンバーは、半田侑也(経営2年)、本田みのり(経営2年)、槻木航希(経営4年〉、川口玄(経営4年)、中尾友里香(経営3年)でした。エリア別消費特性と売れ筋商品に着目した提案をしました。体調不良で友里香は直前で参加を断念したけど、今までの本藤ゼミの焦点とは異なるアプローチは面白かったね。
ホーユー様は、山角様や畑中様のような上層部の方も若手の方も、すべて平等に点数をつけて単純合計点で優勝チームを決定したのですが、ここにもホーユー様の社風が表れていました。就職サイトでも評判のいい会社なのですが、これを機会に本藤ゼミ生も志願する人が増えてきそうでした。プレゼンが終わったところで、山角様から講評を頂き、体育会系ゼミを称賛してくださいました。
そして、結果発表です。結果発表は、本藤が最初にこの企画のお願いをして、社内の調整を進めてくださったコンシューマー事業本部営業統括室流通開発課長の森様から行われました。
優勝は「黒髪市場の市販品率向上」を発表したチーム(プレゼンター:寺本由珠)。
どの点がどのように評価されたのかは、後日全員の審査票をお送り頂くので、それまでお楽しみですね。副賞としてホーユープロフェッショナルの高級ヘアケア商品を、キックオフと中間プレゼンで大学にお越し頂いた川原崎様から受け渡されました。市販品の販促を考えて副賞がホーユー様のサロン用商品というのも面白い構成でした(笑)
チームで進めるのは、ワクワクすることもハラハラすることもメソメソすることもイライラすることも絶対にあるはず。でも、社会に出たら、仕事という仕事は最終的にチームで何かを追い求めていることに気づきます。だから、本藤ゼミではチームを意識したプロジェクトにこだわり続けています。ひとりで完成品を作り上げるより、仲間と作り上げていく方が頑張れるはず。ひとつひとつのプロジェクトで頑張ったことは必ず自分の成長につながります。今回も負けて涙を流すゼミ生もいたけど、それが成長の原動力になる。
ひとつひとつのプロジェクトは、多くの実務家の方々のお力添えがあって成り立っているんだから、感謝の気持ちを忘れずに、大切な瞬間を過ごしていこうね。
次は、4年生最後のプロジェクト。そして、2年生が初めてのプレゼンターであり、プロマネを務めるプロジェクトです。
文責:本藤貴康