2025.02.13
今年度最後のコラボ企画は例年通りにロート製薬。
2025年2月13日にロート製薬東京オフィス会議室にて、いつもようにお馴染みの小玉部長の進行で行われました。ロート製薬からはプロダクト&ブランドマーケティング部から土橋様、HB事業開発部から仲吉様、本藤ゼミOBの宮澤萌木くんが審査員として臨席しました。
なぜか小玉部長のタイ旅行の紹介から始まりましたが、なんとなくロートのカルチャーを紹介されたあとに、各チームのプレゼンでした。今回からプロマネが代替わりして2年生が主導権を握って進める最初のコラボ企画でした。今回のテーマは「若年層のアイケア利用の向上」でした。
最初は「KUMA LANAI LAB」というタイトルで諏訪翔子(経営2年)がプレゼンター、メンバーは伊藤未來(経営2年)、稲葉駿樹(経営3年)、赤津亮成(経営3年)、森田夕輝(経営4年)、泉瀧珠羽(経営4年)でした。少し緊張した感じでプレゼンは始まりましたが、徐々に場の雰囲気に慣れて話せるようになったみたい。このチームは、眼精疲労に伴うクマ悩みを抱えるターゲットに内服薬を提案しました。慢性的なクマは点眼では治らないという認知促進をSNS広告、アテンションシール、POP、簡易什器で仕掛ける内容でした。
次は「美意識高インズ」というタイトルで阿部美風優(経営2年)がプレゼンター。メンバーは長谷川生也(経営2年)、横山華怜(経営3年)、田中理子(経営4年)、小林洸太(経営4年)でした。緊張しているんだろうけど、予想よりは落ち着いてプレゼンしてた印象。美風優なりに頑張ったと感じました。リセブランドが持つブランド価値に着目して、そこで美意識の高い若年男性がターゲット。データでは読めないインサイトに焦点をあてて、映える目力をトリガーとした各種プロモーションは挑戦的な提案でした。
その後はタイトルが「はいからこんで」とした横山晃玖(経営2年)で、メンバーは堀江里桜(経営2年)、田河美紀(経営3年)、清水響(経営3年)、福田太一(経営4年)、塚田彩加(経営4年)でした。晃玖はバチクソ緊張していて、見ている方がハラハラしちゃいましたが、何とか役割を果たしてくれました。内容は、カラコン利用者のインサイトを深掘りしました。とても素直にムリのない着眼点でストーリーが展開しており、最近注目度が高まっているナイトケアの生活提案という流れは納得しやすい内容でした。
最後が「リセット」のタイトルで水谷真大(経営2年)、メンバーは茂呂幸奈(経営2年)、崎間大輝(経営3年)、齋藤菜緒(経営3年)、石川翔大(経営4年)、榎本怜奈(経営4年)。プレゼンは原稿を見ずに、スクリーンまで出てパッションあるプレゼンで素晴らしかったですね。ここではマーケット・ポテンシャルは裸眼者に見出す方針を中間プレゼン前から想定していた点で興味深い着眼点でした。裸眼者とコンタクト装着者でクレンジングの方法が違う点を実演動画で説明しており、多くの点で新しいスタイルを試みてくれました。
今回からロート製薬との企画でも、他のコラボ企画と同様にプレゼン時間を15分から20分に延ばしました。15分で短いとゼミ生から言われていたのですが、20分になっても短かったようで時間はかなり押し気味でした。それでもプレゼン終了後にロート社員が議論をして、すべての提案が実現可能だと評価されながらも、最後の「リセット」チームが優勝チームに選ばれました。相変わらずロート製薬の企画は、営業色よりマーケティング色が濃くて楽しい企画でした。
これで4年生は本藤ゼミ全企画を終了しました。本藤ゼミ史上最強世代は、質疑応答でも喋りたがりが多かった(笑)。でも、最後の企画できっと多くのことを後輩たちに伝えられたんじゃないかと思っています。言葉では伝わらないことも…
興味のないことでも全力で目の前のミッションに取り組んでいるうちに見えてくるものがある。お客様のインサイトを深掘っていくとブレイクスルーが起きたりする。何よりもいつの間にか自分のモチベーションが高まっていることに気づいたりする。全力でコミットしないと感じることができない領域ってあるのよ。
冬企画が終わっても、ゼミ活動報告書の入稿締切が近づいていたり、追い出しコンパの準備が迫っていたり、つくづく本藤ゼミに没頭する生活になっちゃっているとは思うけど、それはそれで社会人になってからの原動力になるから付き合ってくれ(笑)
文責:本藤貴康