2016年7月8日金曜日

「OXY」プレゼン本番!

2016.07.07

梅雨も明けないのに酷暑の七夕の日に、ロート製薬東京支社で「OXYプロモーション企画」のプレゼン本番を迎えました。
ロート製薬様がクールビズを実施していたので、学生もクールビズで助かりました(笑)


最初に、ロート製薬の小玉さんから企画採点基準の確認がありました。ロート製薬の審査員として、ヘルス&ビューティ事業本部営業企画部企画推進グループの山本慎司さんをはじめとして、8名の関連部署から3時間お付き合い頂きました。
本藤ゼミは「学生らしい発想」を求めていないので「実現性」という評価項目が最近のコラボPJTでは常に掲げられます。


本藤ゼミが全員で目指しているのは、ビジネスマンに必要なデータ分析と企画立案のスキルの獲得です。そのために普通の大学生が遭遇できない機会があります。本藤ゼミは標準的なビジネスマン以上の提案力があるからこそ次から次へと大手有名企業とのコラボが実現します。

最初のチームは、男性化粧品の代理購買に焦点をあてました。
プレゼンターは矢内彩加(経営3年)、メンバーは今里華奈子(経営3年)、梅田果歩(経営2年)、小野駿太(経営2年)、高橋美香(経済4年)、大石橋正樹(経営4年)でした。
トップバッターで緊張していた矢内でしたが、プレゼン時間15分の後半には調子を上げてきました。このチームは、スタートから彷徨いながらも、一般に対してのアンケート調査を行うなどの打開策を打ちながら、帳尻を合わせてきました。


次のチームは、OXY洗顔フォームのパーフェクト・ウォッシュとディープ・ウォッシュを別々にターゲティングしてポジショニングを検討しました。
プレゼンターは岡庭将也(経営3年)、メンバーは槻木航希(経営3年)、青木賀哉斗(経営3年)、田中文香(経営2年)、塚田理恵(経営4年)でした。
2番手ではあったものの、まさは初めてのプレゼンターだったせいか緊張が最後まで伝わってきました。プレゼンターは何故ここまで緊張するのかというと、それまでチームで必死に取り組んできた成果を決する役割を一身に背負うからです。だから、緊張してしまうのは責任感の表れでもあるんですよね。


3つめのチームは、ディープウォッシュに絞り込んだプランニングになりました。
プレゼンターは阿部勝平(経営3年)、メンバーは寺本柚珠(経営2年)、荒井美愛(経営2年)、ブロンモー・ショウゴト(経営2年)、武井優紀(経済4年)、川村淳史(経済4年)でした。
ロート製薬で急速に市場形成しているデオウとの関連性に着目したバンドル提案でした。このチームだけフルタイムで参加できる経験者がプレゼンターの勝平のみで、スタート時期は迷走していたのですが、早めに内定企業を確定させた優紀がフルサポートしてくれたおかげてキャッチアップできました。


最後のチームは、OXYブランドの中でも、展開店舗数が少ないクリーミーウォッシュに焦点をあてました。
プレゼンターは平野仁美(経営3年)、メンバーは川口玄(経営3年)、荒井健太郎(経営2年)、佐藤大輝(経営2年)、中尾友里香(経営2年)、松本春花(経済4年)、早坂美穂(経済4年)でした。
東経大生に対してのアンケート調査を広く実施したり、札幌のドラッグストアに電話をかけて棚割を確認したり、多岐に渡る情報収集を実施しました。当初はアパレル・ブランドのAZULのノベルティ提案など意欲的な検討を重ねたのですが、最終プレゼンでは季節性に焦点を絞り込んだストーリーに収束したようです。


最終的には、3つめのチーム(プレゼンター阿部勝平)が優勝チームに選ばれました。雰囲気を変えたのは、併買リフト値分析の際の質疑応答だったような気がします。きちんと議論し検討を重ねた成果物であることが伝わりました。ゼミ生たちが真剣に全力で検討を重ねた成果なので、審査員の8人で真剣に議論して決められました。各チームの合計得点は僅差でした。


ゼミ生ひとりひとりが手にした成果は個人個人異なるかもしれませんが、間違いなくプロジェクトひとつひとつで大きく成長できます。達成感と成長はセットですから、これからも励んでいこうね。


プレゼン本番後の恒例でもあるゼミコンパ。


この後は、期末試験があって、夏休みにはインターンシップにガツガツ行ってもらって、夏休みの後半にはゼミ合宿。そうしたらロート製薬PJT第二弾「肌研」がスタートします。「OXY」はカテゴリー第三位のブランドでしたが、今度はカテゴリートップの「肌研」です。同じメーカーではあるものの分析からアプローチは全然違ってくるはずです。本藤ゼミでは、色々な視点で、ビジネスの現場に密着します。

文責:本藤貴康