2017.3.7
本来であれば、ハウスWFの「ウコンの力」プロジェクトは、2月7日の執行役員事業本部長の稲崎氏をはじめとして、ウコンの力だけではなく、C1000、メガシャキなどの各マーケティング・セクションから開発セクションまでの主要メンバーの方々へのプレゼンでした。
前回の「本番」プレゼンの後に、稲崎本部長から「是非とも事業本部全体会議でもプレゼンをして欲しい」というご依頼を受けて、3月7日の再度プレゼンの運びとなりました。
事業本部全体会議に先立って、控室に通されて、そこでは優勝チームへの副賞(ディズニーランドのエグゼキュティブ・チケット)が、プレゼンターの田中文香(経営2年)に手渡されました。
過去最高の副賞でした。(プレゼンターでもないチームメンバーのブロンモー・ショウゴト(経営2年)は、プレゼン前ですが気楽に満面笑みをたたえています(笑))
時間的にも制約があるため、発表した4チームのうち若者をターゲットとしたチーム(プレゼンター:経営2年田中文香)と女性をターゲットとしたチーム(プレゼンター:経営2年梅田果歩)の2チームのプレゼンでした。
通常この時期は、4年生は卒業旅行、3年生は就活真っ盛り、2年生は新年度に向けてのセルフスタディに充てられるのですが、急きょプレゼンター2名は特別企画の準備に追われることになってしまいました。
発表できない他の2チームの企画案から捨てがたいプランを拾って、更に加筆修正する点を検討して、先週の木曜日に集中ケアをして、通常の本番前と同様の直前1週間でした。
前回の「本番」では、ハウスWF様が準備してくださった駅近のホールでのプレゼンでしたが、今回はハウス食品東京本社内の会議室でのプレゼンでした。しかも、スパイス事業本部の社員40名が居並ぶなかで、2年生だけでのプレゼンという好舞台?に恵まれました(笑)
2年生だけで「再本番」というイレギュラーな状況でもあり、しかも40人もの社員の前にプレゼンすることを直前に知らされた2人のプレゼンターは、ボクから見ても緊張感満開でしたが、何とか無事に終えることができました。
これまで本藤ゼミでは、あまり食系メーカーへのプレゼンをする機会が多くはなかったのですが、ハウスWF様からは、こんなレベルでの提案であれば、他のブランドでも、あるいはもっと様々なテーマでコラボ企画をお願いしたいという評価を頂きました。
今回のハウスWF「ウコンの力」プロジェクトでは、本藤ゼミの真骨頂でもあるID-POSに拘泥することなく、アンケート調査とチームでのディスカッションを中心にプランニングしたのですが、意外と実務レベルでの提案にまで持っていけると認識を新たにしました。とは言っても、ID-POS分析スキルがあったからこそ定性的なプランニングのクオリティが高まった側面もありますが・・・
本藤ゼミからの提案を受けて、ハウスWFブランドの飛躍につながれば、またひとつ本藤ゼミの勲章が増えますね。
春からはユニ・チャームのマスクです。
ボクとしては、せっかく育ててきた「社員」が、3年で「定年(卒業)」を迎えてしまうのは切ないのですが、仕方ありませんね(笑)
文責:本藤貴康