2016年2月6日土曜日

国分・ミツカンPJT本番!

2016.02.05

今年度最後のコラボ・プロジェクトのプレゼンでした。
プレゼンは、「中央区日本橋1-1-1」という凄い住所に本社がある国分本社会議室。
「旅の出初めは日本橋」という言葉がありますが、年度内最後のプレゼンは、4年生にとっては本藤ゼミで迎える最後のプロジェクトと同時に、新年度から社会人として羽ばたく「旅の出初め」とも言えます。そして、年度内最後のプロジェクトでは2年生にとっては最初のプレゼンターという立場で臨む「旅の出初め」です。3年生は、そろそろ動き始めている就職活動という「旅の出初め」でもあり、それぞれの想いを込めてのプレゼン本番でした。

プレゼン前の日本橋にて
同席したのは、国分グループ本社からは、マーケティング統括部マーケティング企画部兼MD統括部MD企画部兼経営企画部事業開発課の花澤裕氏、谷田貝千江美氏、古城尚子氏。株式会社ミツカンからは、MD本部MD企画部の岡本洋忠氏、燕昇司栄一氏が参加してくださいました。
両社のそれぞれの部署では、ともに既にマーケティング・リサーチは日常的な業務であり、ゼミ生も緊張した面持ちで臨みました。

最初のチームのプレゼン・タイトルは「ちょい足しでちょーいいわたし」。
プレゼンターは平野仁美(経営学部2年)。チームメンバーは、佐々木優衣(経済学部4年)、神田菜々(経済学部4年)、川村淳史(経済学部3年)、阿部勝平(経営学部2年)。このチームは、プランニングの最初の方向性を抽出するまでにかなり時間を要してしまったのですが、最後の追い込みでプレゼン本番を迎えました。個人的には、乳製品売場の前にフロア什器でハチミツやきなこの併買を促すプロモーションは試してみたいと思いましたし、あったら買ってみそうだと感じました。



二番手のチームのプレゼン・タイトルは「缶詰の覚醒K&K」。
プレゼンターは槻木航希(経営学部2年)。チームメンバーは、吉田健汰(経営学部4年)、松尾綾(経営学部4年)、高橋美香(経済学部3年)、塚田理恵(経営学部3年)。このチームは、可能な限りデータに基づいてアプローチをしようとした点は評価できました。ただ、国分さんやミツカンさんのコメントを総括すると、既に店頭施策として行われている方向性でした。つまりは、実際のビジネスマンと同じ視点で考えられていると言えるので、今後のブラッシュアップに期待できそうです。



後半は、売場全体というよりも特定メーカーに焦点をあてた企画提案になっていて、提案する企業は株式会社ミツカンを想定しています。
後半戦最初のチームのプレゼン・タイトルは「食酢カテゴリーの活性化」。
プレゼンターは今里華奈子(経営学部2年)。チームメンバーは、宇野純平(経営学部4年)、武井優紀(経済学部3年)、早坂美穂(経済学部3年)、岡庭将也(経営学部2年)。このチームは、食酢のプロモーションを考える際に、食酢だけの価値提案をするのではなく、調味料売場全体のプレゼンスを強化するものでした。これは、物凄くチャレンジングな提案でしたが、どんどんコモディティ化する調味料カテゴリーのリポジショニングは店頭で試してみたい方向性でした。



最後のチームのプレゼン・タイトルは「ドラッグストアの売場から飲む酢を救え!~容器別に分けたプロモーションで認知度UP~」。
プレゼンターは川口玄(経営学部2年)。チームメンバーは、沼倉志保(経営学部4年)、原拓磨(経営学部4年)、大石橋正樹(経営学部3年)、松本春花(経済学部3年)、矢内彩加(経営学部2年)。このチームも、ターゲッティング、ポジショニング、プロモーションと、データに沿ってのロジック構築とストーリーは練られていたようです。プレゼンは、制限時間だった15分を大幅に超過した点は課題ですね。



最終的には、仮説設定・着眼点、分析力、課題抽出力、提案ストーリー、実用性・実現性などの評価項目の結果から、最後のチームの「ドラッグストアの売場から飲む酢を救え!~容器別に分けたプロモーションで認知度UP~」が最優秀賞として選ばれました。今後、この企画は、全国のドラッグストアでの店頭実験へとつなげていきます。


これで、4年生は最後のプロジェクトを終了しました。
2年生の時は、おっかなびっくり参画していたのに、今では後輩を的確に指導できるまでになってくれて、3年間本藤ゼミに在籍して手にしてくれたものがあったということを感じられるのは、僕としては嬉しい限りです。
本藤ゼミでやっていることは、「無限に存在するデータをロジカルに考え抜いて、選び、聞き手の理解を促しながら見せ方を検討し、ストーリーを構築して、STPからプロモーションをプランニングする」ことです。これは、一般企業ではもちろんのこと、自治体などの非営利組織でもサービスレベル向上や住民満足度向上の指標といった仕事にも役立つと思います。
つまり、ありとあらゆる仕事につながる社会人スキルです。
3年生は、就職活動がスタートします。2年生は、もう後輩が新しく仲間に加わってくるので、1年間の経験を継承し共有していくためにも、春休みを有意義に過ごしたいですね。
本藤ゼミにとっては、久々の「長期休暇」です。
本当に、みんなお疲れさまでした。

文責:本藤貴康


2016年1月12日火曜日

なぜ本藤ゼミはチームにこだわるのか。

2015.01.12

おそまきながら・・・謹賀新年。
既に、本藤ゼミ生は、2月5日に予定されている国分様・ミツカン様に対してのプレゼンテーションに向けて、新しい年に入るや否やサブゼミをしているチームがありますが、今年最初のブログでは、「なぜ本藤ゼミはチームで取り組むのか」について書いてみます。

本藤ゼミでは、個人研究は一切ありません。
チームで悩み、チームで努め、チームで励み、チームで泣き、チームで喜ぶ。
人間だから、相性の悪い人もいるかもしれません。不満を感じることもあるかもしれません。気まずいことが生じることがあるかもしれませんし、自分の問題が分かっていても意地を張ってしまうことがあるかもしれません。人間ですから、感情の衝突も見方の違いもしばしば起こるのが自然な形です。

でも、ほとんどの人は、会社に入ってから、共通の目標を共有する人と一緒に励むことになります。しかも、価値観もスキルも経験も性格も違う人たちがパートナーであり、チームになるのです。
つまり、様々な人と一緒に仕事をするわけですから、相性が悪いとか気に食わないなどという気持ちは、自分なりに修正して、状況に適応させていく必要があります。
それが組織労働というものです。

組織労働では、一人一人が相応の役割を担います。
あるいは、一人一人が自分の役割を見出して、果たさなければなりません。

気まずいことがあったら、それを解消するにはどうしたらいいでしょうか?
相手に修正しろと言い張りますか?
それは甚大な労力を要しますし、その成果は必ずしも手にできるとは言い切れませんし、下手をすると、更に居心地の悪い職場環境になる危険性さえあります。

逆に、人と人とのつながりに価値を見出して欲しいというのが僕の考え方です。

もの凄くデキる人がいるとします。
でも、自己中心的で、自分以外の人の能力も価値も認めない人がいるとします。
こんな人と一緒に仕事に励めるでしょうか?
おそらく一緒に働けるのは、究極のイエスマンだけかもしれません。
それは、そのデキる人が君臨する組織では、そのデキる人の能力以上の成果を手にすることは不可能であることを意味します。つまり、その人以外は、単なる手足でしかないのですから、チームの相乗効果が生まれるはずがありません。

「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があるように、様々な考え方や見方が組織(チーム)の潜在能力を引き上げます。最近の流行語を使うとしたら「ダイバーシティ」です。

そんな組織(会社)で働くことを考えている人は、よく「コミュニケーション能力」が求められるのも、組織(チーム)の力を最大限に引き出せるポテンシャルがあるかどうかが重要な評価基準になるからです。
そうなると、コミュニケーション能力とは、主張する力があるというだけでは足りませんし、聞く力があるというだけでも足りません。仲良くできるだけでも足りませんし、言われたことだけしていればいいというわけでもありません。
そのチームのポテンシャルに貢献するためには、そのチームに属する個人の能力は不可欠です。だから、個人個人で励む必要もあります。そんなモチベーションの高い仲間と一緒に励むことは、自分のスキルを飛躍的に高められる環境につながります。
しかし、モチベーションが低い人がいると、チーム全体の出力が低下します。それは何とかしなければなりません。誰かが背負ってしまうケースが多いかもしれませんが、それはチームの成果物のクオリティを低下させます。でも、モチベーションはプラス面でもマイナス面でも伝染する性質を持っています。そんな時は、チーム全体を巻き込むために何をすべきか考えたいですね。それは自分のスキル獲得のチャンスでもあります。

本藤ゼミでは、組織(チーム)の力を引き上げるための様々なスキルやノウハウを、自分なりに築き上げて欲しいと思っていますし、培って欲しいと思っています。このようなスキルやノウハウというのは、その人のキャラによっても開発方向が変わってきます。だから、自分なりのアプローチを見つけなければなりません。

そんな理由で、本藤ゼミはチームにこだわり、成果もチームで共有するのです。

ただし、自分がチームの中でどんな役割を担っていようとも、チームのモチベーションを低下させる以上の害悪はありません。モチベーションの低下は、「どうでもいいや」とか「なるようにしかならない」という当事者意識に欠けた発言や、「どうにかなるでしょ」とか「そこはごまかしちゃおう」という成果物を軽視する発言から生じることがあります。
全てのプロジェクトは、緻密なタスクが積み上げられて完成します。その中のひとつのタスクがいい加減に行われていたために、成果物全体のクオリティに悪影響を与えることは、実際のビジネスの現場でもよく見られます。

あと一歩踏み込んでいくバイタリティを持って、ひとつひとつのプロジェクトに、ひとつひとつのタスクに取り組み続けた人とそうでない人では、3年間で大きな開きになって実感することになります。

そんな意識をもって、本藤ゼミのコアバリューを読み返してみてください。
〔本藤ゼミのコアバリュー〕
1.いつも新しい目標にワクワクしながら挑戦して、少し変わり者でいよう!
2.仲間に頼らず、自分で抱え込まず、チーム全員で成果物のクオリティを追求しよう!
3.礼節と心配りを忘れず、謙虚な気持ちと誠意をもって人と接しよう!
4.苦しいときは自分の可能性を切り拓くとき。頑張る自分に酔いしれよう!
5.いつもスマイルとパッションで、周囲の人を巻き込もう!

僕が伝えたいこと、大切にして欲しいこと、それが将来のゼミ生諸君の可能性につながることを感じてもらえると思っています。

もう明後日は、国分・ミツカンPJTの中間リハーサルです。
DUE意識も忘れることのないように。

文責:本藤貴康


2015年12月22日火曜日

ゼミ忘年会!

2015.12.21

青木局長の特別講演を終えて、まだ「国分・ミツカンPJT」の最中ですが、今日は年内最後の本ゼミだったので、忘年会を国分寺かまどかで開催しました。







今年のゼミも忙しい日々を過ごしたね。
まだまだ続くけど、新しく加わったと思った現2年生も、もうすぐ新3年生になって、新2年生が入ってきます。
現2年生は、後輩を指導するのに不安を感じたり、プロジェクトをマネジメントしていくのにも不安を感じたりしているようだけど、先輩たちは誰もが通ってきた道だからね。
努力も人を成長させるけど、立場も人を成長させる。
今は不安だらけかもしれないけど、少しずつ自分に期待する気持ちを育んでください。
何も先輩と同じスタイルじゃなくても構わない。
自分なりの導き方もあれば進め方もある。
ただし、歩みを止めちゃいけない。今は一歩でも前に進むとき。

文責:本藤貴康