2015.05.14
いま取り組んでいる「オムロン電動歯ブラシのプロモーション企画」の一環として、オムロンヘルスケアの若手ホープの社員の方々とディスカッションが東経大の図書館で行われました。
これまでは、ステータスレポートや個別質問などをメールでやり取りしていたオムロン社員の方々と顔を合わせてのディスカッションなので、1秒も無駄にできないというゼミ生の高いモチベーションが漂っていました。
まだ、プロジェクト自体は始まったばかりなので、マーケティング・プランの前提となるターゲットをどのようなセグメント(象徴的な顧客像)に置くべきか、そのためのアプローチはどうするべきか、どのような売り場を想定するべきか・・・それぞれのチームが認識しているキーポイントに焦点をあてて議題として取り上げられました。
常日頃から実際に製品を営業している社員に聞かなければ分からないことを数多く聞ける機会になったり、実務としてのプロモーションを考える際に必要な視点を学ぶ機会になったようです。
学生から「今までに、この製品で仕掛けたプロモーションは、どんなものがあって、どれだけの成果がありましたか?」という質問がありました。
(たしかに、これは学生が情報収集しまくるよりは、社員に聞いた方がモレがないですね)
社員から「買上率グラフを分析しているけど、グラフから見えないことを考えたり、ディスカッションしてみたら?」という指摘がありました。
(そう考えるとイマジネーションが膨らみそうですね)
社員から「ID-POSデータ(購買データ)からお客様に焦点をあてるのは大切な視点だけど、まずは製品特性をきちんと整理して認識してみようよ」と提案されていました。
(そもそも製品への理解が不足していることに気づかされたようです)
4月中旬からスタートしたプロジェクトですが、オムロン社員と一緒に議論することで、ゼミ生たちのやる気スイッチが一段階上がったようです。