2016.11.21
今年度のキャリア講座は、『ID-POSマーケティング』(英治出版)の共著者でもあり、本藤が取締役をしている会社の副社長でもあり、ITベンチャー企業JBtoBの代表取締役社長でもある奥島晶子氏を招聘しました。
簡単に奥島社長のプロフィールを紹介します。
東京大学文学部卒業後、日本IBM、EDSジャパンを経て、日本DEC(現HP)データウェアハウス企画部長、ブリオ・テクノロジー・ジャパン代表取締役社長の後、JBtoBを立ち上げ代表取締役として、データ分析に基づく各種コンサルテーションを幅広く手掛けています。
以前は、Typeキャリア大賞を受賞するなど華々しいキャリアなのですが、このキャリアを築くために努力して達成したことも努力を重ねた結果挫折したことも多く、ビジネスで成功するために何を意識すべきなのか学ぶべきことが多いキャリア講座でした。
本藤が、奥島社長と面識を得たのは、当時シンクタンクでドラッグチャネル戦略研究会を主宰していた時代だったので、かれこれ10年くらい前だったかもしれません。その時は、大きな挫折をいくつも乗り越えた後だったようなのですが、不思議な縁を感じます。
ビジネス・キャリアは入社直後のスタートダッシュで決まる。
これは今回のキャリア講座で、奥島社長が何度もゼミ生に訴えたことです。
4年生は、もはや社会人としてデビューするのは、あと半年もありません。
有名な企業への就職が決まったら安泰か・・・?
決してそんなことはないことを学んだようです。
本藤ゼミが掲げる「就職はゴールじゃない!デキる人間になる!」にフィットしたキャリア講座でした。卒業してから、20年後に「あの時のあのキャリア講座があったから、今がある」とゼミ卒業生に思ってもらえたら嬉しいななんて考えてしまいました。
文責:本藤貴康