2025年11月21日金曜日

KINCHOコラボ 最終プレゼン

 2025.11.20

本藤ゼミの秋のコラボ企画として約2か月間取り組んできたKINCHO(大日本除虫菊)様の「ムエンダー」のプロモーション提案の本番プレゼンでした。開催場所は、KINCHO様の東京支店会議室で行われました。

司会進行は、これまでコラボ企画で様々な形でサポートしてくださった阪出様でした。審査員は、取締役営業本部の加島本部長、コミュニケーション本部ブランド戦略部の大野部長、同じくブランド戦略部の前田様、営業本部から吉成様、小倉様、西谷様、そしてキックオフで阪出様と一緒に大学にお越しいただいた奥平様でした。オブザーバーとしてSOOマーケティング部のチーフディレクターの佐藤さんも参加してくれました。

最初は「G-SHOCK」。プロマネは横山晃玖(経営3年)、メンバーは諏訪翔子(経営3年)、横山茜(経営2年)、稲元音々(経営2年)、赤津亮成(経営4年)、崎間大輝(経営4年)。ポジショニングとして"引っ越し"需要に焦点をあてました。晃玖は緊張していたように見えて、見ているボクにも伝染してきて胃が痛くなりそうでした。質疑応答では翔子がサポート。全く原稿を手に持つこともなくチャレンジしていました。何よりもプロモーションの作りこみが凄かった。

続いて「THE MUENDER」。プロマネは茂呂幸奈(経営3年)。メンバーは伊藤未來(経営3年)、山崎倖奈(経営2年)、森下獅穏(経済2年)、横山華怜(経営4年)。プレゼンを務めた幸奈は中間テストとケースが重なる日でかなりタイトな日程で、資料も原稿も初見でのプレゼンだったらしい。主としてエアゾールは最初に購入する人が多いことに着目して、2つめのゴキブリ退治グッズとして、即効性と広範囲を訴求したムエンダーをポジショニングする提案でした。

そして「G戦場のバリア」。プロマネは水谷真大(経営3年)。メンバーは阿部美風優(経営3年)、吉村美咲(経営2年)、緒方滉太(経営2年)、田川美紀(経営4年)、清水響(経営4年)。真大のプレゼンターは昨年度のロート製薬優勝時以来だったけど、今回も原稿を持たずに伝えていました。プレゼンの素質は高いね。もう少しユルめに見せた方がいいかもね。注目したのは使用感。特にニオイに着目した新商品提案は臨席していた方々を驚かせていました。

最後が「ゴキブリ警察24時」。プロマネは長谷川生也(経済3年)。メンバーは堀江里桜(経営3年)、戸田哲太(経済2年)、山本春奈(経営2年)、稲葉駿樹(経営4年)、斎藤菜緒(経営4年)。今回は最後だったせいかプレゼンは落ち着いていたけど、もう少しパッションがあってもよかったかもなぁ。ここの提案ではゴキブリと格闘する際のリスクに着目した提案でした。プロジェクト当初は若年インドア派に注目していたところからの大転換でした。

すべての発表を終えて、審査員の評点を合計した結果、優勝は最後のチームいくなり班でした。今回はどこのチームも実現性があったと思っている上に、それぞれのターゲットに対しても効果的なポジショニング戦略が提案できたと思います。これまで本藤ゼミでは、化粧品や健康食品、医薬品が取り上げられることが多かったけど、今回はゼミ史上初の殺虫カテゴリー。キックオフの直後はなかなか方向性が見出せないチームが多かったにも関わらず、最終的にはいいコンテンツにまとめられたと思います。

これで現3年生のプロマネ企画を終えて、次からは2年生にバトンタッチです。4年生はあとひとつの企画で卒業。あっという間の3年間だけど、みんな有終の美を狙っていこう。


文責:本藤貴康